がんばれ!温泉旅館 HONJIN[応援団:梶原さん]

23/04/03

只今、クラウドファンディングに挑戦中の大分県日田市天ヶ瀬にある温泉旅館HONJINさん。愛犬と過ごす「川の駅」をコンセプトに、豪雨災害からの復興を目指して一致団結頑張っています!プロジェクトメンバーから応援メッセージをいただきましたので、こちらからもご紹介します。

応援団4人目として登場いただくのは、HONJINさんのロゴデザインとブランディングを担当された梶原さんです。


応援団1:バッドボーイズ 清人さん
応援団2:relier 池上さん
応援団3:Acht 田中さん
応援団4:カジワラブランディング 梶原さん
応援団5:建築設備設計士 島津さん


 

-HONJINさんのロゴデザインのコンセプトを教えていただけますか?

梶原さん:もともと、天ヶ瀬温泉街というエリア自体が昭和の「和」を感じさせる場所です。なので今回、「旅館本陣」から「ドッグホテルHONJIN」へとリニューアルするにあたり、「洋」の要素を入れることで街の新しい希望になってほしいという想いを込めました。

集客のターゲットとして福岡から来てくださるお客さんが多くなると思うので、福岡の方がもっている感性で建築やロゴデザインを見たときに「行ってみたいな」と感じてもらえることを意識しています。

もうひとつ。温泉旅館として競合になる「湯布院」のイメージには、本格的な日本の和というのがあると思うんですが、そことも違うよってことも伝えていきたい。ただ、建物がコンクリート造で「かっこよすぎる」というのもあったから、ロゴマークで柔らかさを伝えたいというのもありました。

-デザインが絶妙ですよね。△と〇だけなのに、ワンちゃんに見えてしまいます。でもモダン過ぎない…丸みがあるからでしょうか?

梶原さん:そうですね。角に丸みがあるのでモダンになりすぎてはないと思います。愛犬宿としての本陣さんは、ラブラドール犬の宿泊からはじまったということで、今回のデザインモチーフにしています。イラストからワンちゃんって分かるんだけど、分かりすぎてもいないですよね。

-ロゴデザインはどのタイミングから始められたのですか?

梶原さん:CGができた段階でイメージパースを見せてもらいました。おお、中尾くんこれはけっこう攻めたデザインだな(笑)というのもあって、お客さんとHONJINさんとの距離感をロゴデザインで調整しています。

-先程、中尾さんと「建物内のサインをどうする?」という打ち合わせを現場でされていたと思うのですが、どんな話を?

梶原さん:HONJINさんの特徴の一つに「ワンちゃんのための空間」というコンセプトがあると思います。それを強調するために、人とワンちゃんを分断するのではなくて「一緒だよ」というのを伝えていきたい。例えば、スプーン&フォークとワンちゃんアイテムが一緒に表記されているのってあんまり見ないと思うんですが、これが一緒になると急に両者の距離が近くなりますよね。

-たしかに!

梶原さん:人は人、ペットはペットって分けるのがほとんどだと思うんですが、「いつも一緒に」っていうのをどう見せていくか。お風呂も食事もいつも一緒だよっていうのを伝えるためには、デザインとして伝えていく「記号」が必要なんです。

-「記号」ですか?

梶原さん:はい、「意味のある記号」ですね。ロゴというのは、3年4年と時間が経ったときにはじめて「いいものかどうか」その結果が分かってきます。インターネットという溢れる情報のなかに一貫性のあるロゴがあれば、「信用」がどんどん積み重なって、信用のあるメディアが広がっていくんです。

お客さまにとっての必要性って、タイミングや時間のラグがあります。例えばワンちゃんを飼っている人がいて、どこか温泉に入れる場所があるという情報をインプットする。そこから、そういう機会がやってきたときはじめて「そういえば、天ヶ瀬に犬も泊まれる温泉旅館があった」と思い出し、検索して、この場所を見つけてくれます。その必要性がいつやってくるかは分からないんだけど、記憶のきっかけをつくるときに「ロゴ」が手助けになってくれるんです。

-なるほど…。記憶の頼りになってくれるんですね。

梶原さん:言葉の情報は「HON…なんだったっけ?」ってなるけど、イメージだと何となく覚えている。

-あの「ワンちゃんのマーク」のホテルだよねって。

梶原さん:「天ヶ瀬にある、ワンちゃんのマークの、何だっけ?」「あ、HONJINって言ってたっけ?」みたいな感じで。記憶を呼び覚ますきっかけになります。逆に、記憶しやすいようにデザインしておかないとそうはならない。記憶を補助するためにロゴマークがあるというか。

-「記憶の補助」って、分かりやすさだけでも心に残らないような気がして…。そのバランス感覚がデザイナーさんのすごいところだなと思います。

梶原さん:そうですね。やっぱりシンプルで感じよくないと、印象には残らないですね。

-あ、「感じ」よい。

梶原さん:僕は「感じよいか悪いか」「自然か不自然か」を大事にしています。「感じよい」という選択肢をどんどん集めていって「感じよくない」を排除していくと、なじむデザインができていきます。

-では、最後に応援してくださっている方に向けてメッセージをお願いします。

梶原さん:豪雨災害後、ここに初めてできる温泉旅館になるので、希望の建築だなと思います。ここに灯が灯ることで街にも灯が灯されるような、みなさんがほっとするような存在になってくれるといいですね。ドッグガーデンが地域に開かれる場所になることで、ワンちゃんをきっかけに人が集ってほしいですし、今までとはまた違った、いろんな人を巻き込みながら、世代も若返りながら、ちょっとずついい影響が広がっていくといいなと思っています、


◉クラウドファンディングサイト
天ヶ瀬に、愛犬と過ごす「川の駅」温泉旅館 HONJIN をつくります!


応援期間:2023年3月7日(火)- 4月20日(木)
目標金額:530万円