2025|Hiroshima















ALY HOTELは、倉橋島全体を“ひとつのホテル”と見立て、島に点在する空き家を一棟ずつ再生しながら、地域文化と暮らしを未来へつなぐ宿泊プロジェクトです。
倉橋島の歴史を継承するシンボル的施設としてのROKU。
江戸時代、広島藩士たちが景観を求めて集ったとされる「六湾楼(ろくわんろう)」を再生しています。このROKUには、母屋としての六湾楼と、その横に佇む「蔵」があります。私たちはこの蔵に新たな可能性を見出し、かつて蔵だった場所を宿泊施設として蘇らせるという新しい挑戦を行いました。築100年を超える建物として歴史ある躯体を可能な限り残しながら、その構造の美しさを“見せる建築”として再生。
静寂の中で本を読んだり、仕事に没頭したり、小説家やアーティスト、そしてゆったりとした時間を求める人々が心静かに過ごせる創造的な場所を目指しています。ここでは古民家の価値を尊重しつつ、現代のデザインやアートを融合させた保存と再生の融合をテーマに再構築。建材には、東京国会議事堂の外壁にも使用された倉橋の桜御影石を採用し、庭や蔵の石畳などに地元石を再利用しました。さらに蔵内部では反射するアルミ屋根と照明によって、古民家の闇と光が対話する空間を創出しています。
場所|広島県呉市倉橋町
用途|宿泊
設計・管理|株式会社スタジオモブ
ロゴ・サイン|kirin
撮影|exp 塩谷淳
2025|Hiroshima














