「それでも川が好き。」愛犬家さんがゆったりと集う天ヶ瀬に。

大分県日田市の和菓子屋「日田とらや」さんからご縁をつないでいただき、大分県の天ヶ瀬温泉街で旅館を営んでいらっしゃる大庭さんご夫妻とお会いしたのは2021年のこと。2020年の水害によって大きな被害に見舞われながらも、なんとか再建したいと奮闘する姿を前に、モブとしても全力でお手伝いしたいと思ったのがはじまりでした。そこから2年。コロナ禍や資材高騰の大きな波を受けながらも「天ヶ瀬の豊かな自然の恵みと心地よい温泉、そして、愛犬と一緒に過ごす旅をより多くの人へ届けたい」を想いを胸に、ようやくリニューアルオープン間近となりました。

今回のリニューアルでは、施設内にドッグガーデンを設け、人と愛犬が集える場所を街へ開放しています。宿泊のお客さまはもちろんのこと、旅の途中でも「川の駅」として立ち寄っていただき、ほんのひとときの癒し時間として、旅人さん旅犬さんに過ごしていただくことも可能です。その癒し時間のなかで、地域の方や街との交流が生まれてほしいと思っています。

天ヶ瀬の街が、真の復興を遂げるにはまだまだ時間が必要です。だからこそ、この場所にたくさんの人々や愛犬たちが集い、自然と温泉に癒されながらこの街の復興を温かく見守っていただけましたら。

「それでも川が好き。」という大庭さんご夫妻をはじめ、天ヶ瀬の街を大切に想うみなさまへの応援を、ぜひよろしくお願いします！

◉クラウドファンディングサイト
天ヶ瀬に、愛犬と過ごす「川の駅」温泉旅館 HONJIN をつくります！

応援期間：2023年3月7日（火）- 4月20日（木）
目標金額：530万円

広島のアートシーンを考える

広島市を拠点に活動するHACH主催のワークショップ「Planning & Intervention」にて、広島の美術を支援する事業家たちを中心としたシンポジウムが開催されます。スタジオモブも建築という視点から登壇させていただくことになりましたので、お近くの方はぜひご参加くださいませ。

＞ワークショップの申込フォームはこちら

◉詳細

日時：2023年2月5日（日）14:00-16:00（開場13:30）
会場：基町中央集会所（広島市中区基町19－6）
※駐車場はございません。ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください。
定員：80名
登壇者：天野耕太、齋藤慶和、中原佑介、中村圭、板井三那子

◉申込

申し込みフォーム（Microsoft Forms）よりお申し込みください。
https://forms.office.com/r/hDPNVwMKNR
※フォームからの受付は2月2日（木）23:59締切
※定員に達し次第、募集終了
※当日は空きがあれば参加可能

◉登壇者プロフィール

天野耕太（あまのこうた）
13 歳よりスペインのベンポスタサーカス団に所属。帰国後、サーカス巡業によって培った施工技術を活かし、国際芸術祭「大地の芸術祭」にてインストーラー業務を行いながら、新潟で個人の美術教室「アトリエ〇〇（マルマル）」主宰。現在広島在住。

齋藤慶和（さいとうよしかず）
2015年設計事務所スタジオモブを広島、福岡で中尾彰宏と共同主宰。2020年呉に200坪の土地建物を購入し、自宅兼 3 拠点目となる呉事務所を開設。2022 年妻の齋藤愛と共に、貸しスペース「結わふ」を企画、運営する。

中原佑介（なかはらゆうすけ）
西日本豪雨災害をきっかけに放置竹林の問題に取り組むTEGO を起業、呉駅前の壁画アートイベント ART 地プロジェクト実行委員会代表。本業では中原建設 (株) 専務を務める。

中村圭（なかむらけい）
デザイナー。広島市立大学芸術学部准教授。基町プロジェクトのディレクター。広島市ひろしま街づくりデザイン賞受賞者選考審議会委員、ひろしまグッドデザイン賞選定委員会委員。

板井三那子（いたいみなこ）
HACH運営メンバー。「Planning & Intervention」ワークショップ進行役。HACH事業「横川ブンカケン」では、地域に仮設研究所を設置し、人の出入りを通して地域の文化を探りながら市民と芸術を繋げるマッチング活動を行った。

◉未活性空間へのやさしい介入

基町アパート17号棟「Unité」を拠点として全６回のワークショップと成果展示から構成している企画。「未活性空間へのやさしい介入」をテーマに、建築、施工、空間設計に携わっている講師陣と共にチーム連携に特化した共同実践を実施されました。

今回のシンポジウムでは、アーティストやメディエーターとの連携の実態から、近隣住民や様々な利害関心が異なる団体との交渉、その運営を含めたノウハウなどのトークが交わされるとのこと。また、広島で芸術支援活動するために連携すべき団体について改めて考察し、展望についても語り合う時間となるそうです。

◉関連イベント
Planning & Interventionワークショップ成果展示
「やさしいかいにゅう」

広島の基町高層アパートのスペース「M98」にてモバイルハウスを展示します。

期間：2023年2月1日（水）-5日（日）12:00-17:00
会場：Unité（ユニテ）
住所：広島県広島市中区基町16
主催：HACH (Hiroshima Arts＆City Hive/広島芸術都市ハイヴ)
運営：HACH、アートギャラリーミヤウチ
令和４年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業
（事業名：街に介入する芸術、その公共性の議論を促すメディエーター養成プラットフォーム）

MIDORI.so 初の九州拠点が福岡市にオープン！

この度ご縁あって、東京・中目黒を皮切りに永田町、馬喰横山、渋谷へと拠点広げながら「良質なカオス」を提案しつづけられているMIDORI.soさんの初の九州拠点となる「DAIFUKU MIDORI.so」のビル一棟リノベーションを、CASE-REALさんのご紹介の下、design office TERMINALさんと共同で設計監理させていただきました。

2022年9月20日（火）のオープンに先駆けて、9月18日（日）にOPENING RECEPTION及び関係者内覧会、FREE TRIAL DAYを開催されるとのことですので、私たちからもご案内をさせていただきます。

朝からDAIFUKU MIDORI.soで働き、夜からはオープンニングレセプションにてDAIFUKU MIDORI.soの門出を共に祝い、1日を通じてMIDORI.soの空気感を味わっていただけますと幸いです。オープニングレセプションからの参加も可能とのことでしたので、 お時間許すかぎりぜひ足を運んでみてください。

＞オープニングレセプションの申込フォームはこちら

◉ Venue
福岡県福岡市中央区赤坂1-8-23

◉Time Schedule
9月18日（日）
11:00-17:00　WORK SPACE FREE TRIAL
17:00-21:00　Opening Reception
18:00-19:00　Talk Session “We Talk HERE”
19:00-21:00　Chatting Time w/Good Food and Music

◉Gallery
11:00-21:00
“Opening Exhibition” HOME ECONOMICS EXPERIMENT
*ギャラリー展示は9/16(金)ー9/25(日)の期間中11:00-19:00で開催。9/18(日)のみレセプションに合わせ延長開催

「働く」ことの未来を考える

これからの働き方や人づくりと場づくりの化学反応を誘発するcommuneのあり方、使い方を限定しない多様性を生み出す仕掛け。競争ではなく共創していくチームづくり。そんなキーワードをもとに空間のあり方を模索し、たくさんの方々のご協力のおかげで竣工を迎えることができました。

MIDORI.so メンバーは基本的にどの拠点も利用することができるとのこと。福岡⇄東京を行き来されてる方やすでに拠点を持たれれてる方のMTGスペースやコミュニティスペースとして、また、他県に拠点を構えられてる方のsecond officeなど多様な使われ方によって空間が色づいていくようなストーリーを目指しました。

長崎の離島、対馬でカフェを営んでいるYELLOW BASE COFFEEさんが、ながさき移住ナビ「移住者インタビュー」にてご紹介されています。2021年の竣工・オープンから1年、対馬の暮らしに寄り添った地域の拠点として、お店の温かい雰囲気とオーナー夫妻の笑顔が浮かんでくる記事です。ぜひご一読くださいませ。

◉YELLOW BASE COFFEE
崎県対馬市厳原町田渕808
＞インスタグラム
＞オンラインショップ

福岡のビーチでカルフォルニアBBQ！

福岡県西区今宿エリアに、海を眺めながらバーベキューが楽しめるビーチ「CALIFORNIA B.B.Q BEACH」のエアストリームが、2022年4月23日（土）リニューアルオープン！只今、先行予約を受け付け中です。JR今宿駅から徒歩15分という好立地になっていますので、お気軽にBBQを楽しんでいただけます。

＞先行予約の詳細はこちら

CALIFORNIA B.B.Q BEACH
〒 819-0162 福岡県福岡市西区今宿青木1119-1
TEL : 080-7396-9740 (11:00-17:00)
OPEN : 11:00～21:30 (LO. 19:00)

最小限の空間設計

エアストリームとは1931年にアメリカで生まれたキャンピングカーのこと。キャンピングカーという建築とはまた異なる車両のリノベーション。都心から地下鉄で20分という今宿エリアにカリフォルニアピンクをキーカラーとした海を眺めながらビーチでBBQを楽しめる特別な空間を設計しました。

エアストリームというプロダクト的なミニマムなスケールに対して最大限大きく開口をあけることで、目の前に拡がる雄大な海を額縁のように切り取り、デッキとの連続した一体空間を生み出します。

デスクや空調も完備されているため、BBQとしての利用だけでなく気分転換を兼ねたオフィス利用や特別な日の会議室、ビーチを背景としたフォトスタジオやギャラリーとしての利用など、小さな空間に多様な価値を持った新たな居場所づくりをお手伝いできたのではないかと思います。