今、印刷がおもしろい[後編]

23/04/24


◉ 前編
◉ 中編
◉ 後編


-みなさんのデスクは、部署毎に分かれているんですか?

竹内さん:はい、部屋が分かれています。

-それぞれの部署で、様子がちがいそう。

竹内さん:全然ちがいます(笑)

木本さん:本来だったら、印刷は印刷だけの会社、制作は制作会社ってなると思うんですが、それぞれの会社がこの建物に集まっている感じです。

竹内さん:そう、だから体制としては、すごくいい。

木本さん:気軽に相談できますしね。

竹内さん:《インサツビト》の良さに気付けたのも実はそこで。僕はずっとここにいるから気づかなかったのですが、例えば印刷の現場から「ちょっと色を見てくれない?」って連絡がきたら、「分かりました!」と同時に階段降りて、すぐに確認できます。でも周りから、その環境がすごく贅沢だと言われて(笑) 「これできますか?」って気軽に聞けたり、職人さんと直接打合せができる環境は、たしかに恵まれているなーと。

-そういう環境や会話が、制作物のクオリティに直結されているんですね。

竹内さん:はい、確実にミスも少なくなっていると思います。

 

―《インサツビト》のサービスとして、この場所をどこまで一般の方に公開されているのですか?

竹内さん:場所としては、印刷機があるこの場所とLIGTHS LABの打合せ室なんですけど、プロジェクトの内容によっては工場を見ていただくこともありますし、とくに制限を設けているわけではありません。定期的にオープンハウスも実施していますので、気軽に見学へいらしてください。この場所の存在を知らない方がまだまだ多いと思いますので、ぜひ皆さんに知っていただいて活用いただきたいと思っています!

 

インタビューを終えて

まさかこんな面白い場所が近くにあったなんて!と、前のめりで楽しく取材させていただきました。印刷はもちろんのこと、紙の選定や色の確認もデザイナーさんや職人さんと一緒にできるというのがすばらしい!私も何か作りたいな~と妄想広がりながら、帰路につきました。インサツビトのみなさん、ありがとうございました。