福岡市では、福岡市屋台基本条例の基、屋台営業がまちのにぎわいや人々の交流の場を創出し,今では国内はもちろん、アジアを中心とした海外観光資源としても、注目を集めています。ここでは、その屋台営業候補者の公募に伴い、新しい屋台のプロトタイプとしての設計が求められました。
屋外での使用であることと、日々の移動→組立て→解体を繰り返すことを考慮し、アルミフレームと木箱の組合せによる簡易なシステムを提案しました。最小限のフレームと折り畳み式の屋根の中に木箱の椅子を収納し、人が集まるに連れて、椅子を取り出して周囲に場が生まれます。
屋台という昔からある原風景を、いつまでも残し続けていきたいものです。
場所|福岡市
用途|屋台/プロダクト
構造|アルミ・木
設計|STUDIO MOVE