雷門のショールーム

厳選されたシューズ用品を取り扱うショール―ムの内装計画です。
細長い空間の中で、その奥行きをより感じさせる方法として、空間の両サイドに一枚のミラーの壁面を設ける事により、そこには無限に広がる奥行きが生まれてきます。
モルタルにより抽象化された空間の背景は製品をより主張する手助けをする働きを持ちます。また見せる工房を作る事により、クラフト感を演出し、懐かしさと新しさが共存する未来的な空間を目指します。
工房はより工房らしく配管装飾を施し、ポイントとして店舗のカラーを照明や建具枠の色など配慮していく想定です。
少しカーブさせた商品棚には間接照明が柔らかく製品に光をもたらすことで上質な空間でありながら可愛さのある空間が生まれます。
製品が際立ち、工房自体が空間演出の一部となるようなショールームとなる事を望んでいます。

設計・監修:株式会社スタジオモブ
施工:株式会社ソルタス

2018|Tokyo