本とわたし

22/08/18

今日は、スタッフ白濱さんのエピソード。

2年前にモブにジョインしてくれた白濱さん。私が福岡から広島へ引っ越してくるタイミングだったので、まだゆっくりお話できていませんが、彼女とはいろいろ語らってみたい。と、今回また改めて思いました。

-はじめての村上春樹作品は、どのタイミングで読んだの?

白濱さん|実際に読んだのは、社会人になってからだったと思います。大学の仲のよい先輩が村上春樹ファンで。いつか絶対読みたいと思ってて。

-私もいつか読みたいとずっと思ってるんだけど、題材が難しいというか、なかなかハードル高くて読み切れなくて…。エッセイ止まりです(笑)

白濱さん|そうですよね。私もチャレンジしたけど読破できなかったんですが『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』は読めたんです。

-あ、前にもオススメしてくれた本だよね。

白濱さん|村上さんは、ファンタジーの作品と現実的な世界の作品と、2つあると思うんですが、『多崎つくる』は現実的な世界を描いているので、読みやすかったですよ。

-よし、この秋こそは。

白濱さん|あと、今ハマっているのが、町田そのこさんです。昨年『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞されていた方なのですが。

-本屋さんでみたよ!表紙のイラストが素敵なやつだ!

白濱さん|そうですそうです。その町田さんの『コンビニ兄弟』という作品がありまして。実は町田さんも北九州出身で、『コンビニ兄弟』では門司港が舞台になっています。実現はしないんですけどね。イケメン店長がフェロモンを振りまくもんだから、ファンがめっちゃいるんです。そのコンビニの従業員やお客さんの話なんですが、設定はふわっとしているけど、登場人物の闇が深くて…。読み終わるとうるっとしちゃいます。

-町田さんの本に出会ったきっかけは?

白濱さん|私の母も本が大好きで、母から勧められました。

-本はいつもどうやって選ぶの?

白濱さん|ふらっと本屋に行って、ジャケ買いとかもあります(笑)

-ジャケ買い(笑)さすが建築女子、デザイン大事!私もすぐ買っちゃうから、かさばらないようになるべく文庫本を買うようにしてるだけど、古本なんかは装丁かっこいいからつい分厚い本を手にしてしまう…。ハマーの本棚は、何系が多いの?

白濱さん|うーん。原田マハさん、村上春樹さん、よしもとばななさん、すきです。

-ばななさん、私もすきです。

ハマーの本棚より