今日は、スタッフ白濱さんのエピソード。
2年前にモブにジョインしてくれた白濱さん。私が福岡から広島へ引っ越してくるタイミングだったので、まだゆっくりお話できていませんが、彼女とはいろいろ語らってみたい。と、今回また改めて思いました。
-はじめての村上春樹作品は、どのタイミングで読んだの?
白濱さん|実際に読んだのは、社会人になってからだったと思います。大学の仲のよい先輩が村上春樹ファンで。いつか絶対読みたいと思ってて。
-私もいつか読みたいとずっと思ってるんだけど、題材が難しいというか、なかなかハードル高くて読み切れなくて…。エッセイ止まりです(笑)
白濱さん|そうですよね。私もチャレンジしたけど読破できなかったんですが『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』は読めたんです。
-あ、前にもオススメしてくれた本だよね。
白濱さん|村上さんは、ファンタジーの作品と現実的な世界の作品と、2つあると思うんですが、『多崎つくる』は現実的な世界を描いているので、読みやすかったですよ。
-よし、この秋こそは。
白濱さん|あと、今ハマっているのが、町田そのこさんです。昨年『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞されていた方なのですが。
-本屋さんでみたよ!表紙のイラストが素敵なやつだ!
白濱さん|そうですそうです。その町田さんの『コンビニ兄弟』という作品がありまして。実は町田さんも北九州出身で、『コンビニ兄弟』では門司港が舞台になっています。実現はしないんですけどね。イケメン店長がフェロモンを振りまくもんだから、ファンがめっちゃいるんです。そのコンビニの従業員やお客さんの話なんですが、設定はふわっとしているけど、登場人物の闇が深くて…。読み終わるとうるっとしちゃいます。
-町田さんの本に出会ったきっかけは?
白濱さん|私の母も本が大好きで、母から勧められました。
-本はいつもどうやって選ぶの?
白濱さん|ふらっと本屋に行って、ジャケ買いとかもあります(笑)
-ジャケ買い(笑)さすが建築女子、デザイン大事!私もすぐ買っちゃうから、かさばらないようになるべく文庫本を買うようにしてるだけど、古本なんかは装丁かっこいいからつい分厚い本を手にしてしまう…。ハマーの本棚は、何系が多いの?
白濱さん|うーん。原田マハさん、村上春樹さん、よしもとばななさん、すきです。
-ばななさん、私もすきです。
ハマーの本棚より