あっという間に、最終日。
南京の伝統料理をいただいたようです。あー、おいしそう!
母の味、故郷の味ってやさしさに溢れているから、ほっとする。どの国でも同じなんだなぁと、偉大なる母にあこがれる今日この頃です。
そして、水攻め(笑)
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① 南京の街
② 朝はモーニングからはじまる
③ 成果発表会
④ 五十嵐淳さんと、建酒談話
⑤ 水攻め
⑥ 弾丸建築ツアー
⑦ チリの建築家と磯崎新さん
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2019年8月15日|最終日
昼からの合流にて、まずは伝統的な南京料理を中国の建築家夫妻と通訳メガンといただく。一つのメニューに対する量が非常に多いため、南京では数人で食事を囲むことが一般的。今抱えているプロジェクトの話や、日本の建築の話、やはり中国は規模が非常に大きい。しかし、問題はクライアントが建築家やデザイナーを軽視する傾向がこちらでもあるようで、図面やプランをもらっておきながら、お金も払わず逃げ続けるということも。裁判をしようとするも政府側と近い存在であるために太刀打ちできないなど、日本ではそういう対象者には裁判を起こそうとすれば、対等であるからこそ持ち逃げしている人を訴えることはできるが、いずれにせよ、そうはしたくないという気持ちはどこの国も同じのようだ。
昼食後、建築家夫妻と別れ、いよいよ我々スタジオモブの真骨頂、建築武者修行がはじまる。短期に詰め込みまくる建築視察は、真夏の南京では死ぬようなおもいであった。
しかし、今回相方は日本を旅立つ前からずっと水を求めてくる。
水は体の毒素を抜くからと、でもコーヒーは利尿作用があるからダメと、しきりにずっと水を求めてくる。なんなら、メガンに「メガン水買って?」って10回以上言っている。水を買ってくれないと若干怒っているくらい水を求めている。「さっき飲んでたやん!」って言うと「でも水は大切」と息をするかのように、水を飲む。
はぁ、この旅は水パターンか。前はパンだったなー・・と思いを馳せる。
この旅は水攻め。水攻めで中国と戦うようだ。備中高松城の戦い、秀吉の如く。
つづく。