JINSコトチカ京都店

京都駅地下に位置するJINS京都コトチカ店というショップの改修である。全国に展開するJINSはショップごとにテーマを設けるテーマ型店舗と、什器やサイン、商品であるメガネの配置方法などによりJINSらしさを表現した統一された店舗の二軸によって全国展開している。
今回クライアントが求めたものは、既存什器を流用しながらも、京都という観光に訪れる人々が多い事や駅チカという立地条件からも京都らしさや、和を感じるような空間を表現する事である。

そこで、国内外から多く訪れる環境の中で、和の上質さ、光と陰、素材も含めて、ある種の空間としてのわかりやすさを表現出来ないか検討することとした。
近年多くの店が、可能な限り部屋の隅々まで明るくし、陰を消し、明るさこそが正義であると言わんばかりの店が多く存在する中で、あくまで、明るいという事が正しいのではなく、陰の中でこそ生えるポイントや、芸術が存在しえるのではないか。それこそが日本的な美意識・美学の特徴ではないかと考えた。

陰影を意識した建築空間、照明、グラフィックやアートなど、目に入るものや感じるものを和の要素により徹底的に表現した事によって、結果として商品を落ち着いて選び、同時に新しくも懐かしい日本的な空間性を体感する事できる空間となった。

設計・監修:株式会社スタジオモブ
施工:株式会社バウハウス丸栄
グラフィック:株式会社1

2018|kyoto